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歯ブラシ一本あれば歯周病を予防できる!?
2020年6月27日
こんにちは😃受付の星野です⭐️
今日は雨がすごいです🌧
出勤してる時から携帯の警報が鳴り止まず、不安な思いでブログをかいております😿
どうか何事もありませんように。。(明日は私の誕生日だし。笑)
さ、本題にうつりますね!
今回は、歯科の検証ファイルという本から一説ご紹介致します📚
『歯ブラシ一本で歯周病を予防できる』というのは日本に蔓延している『歯ブラシ万能神話』だそうです。
歯周病の原因であるプラークやバイオフィルムが、歯と歯の間(隣接面)や歯と歯ぐきの境目の溝(歯肉溝)にできると、歯ブラシはなかなか届かず、取るのが難しいのです。
それに衛生学では『予防の成功には3種のケアが必要』とされているんです✨
ひとつはセルフケア。
2つ目がパブリックヘルスケア(自治体の歯科検診や公衆衛生活動)。
3つ目が歯科医院で受けるプロフェッショナルケアです。
ところが日本では、多くの人がセルフケアさえ頑張れば大丈夫だと誤解されています。
しかも歯ブラシ一本で予防できると。
北米人の歯みがき時間は日本の半分くらいですが、高齢になって抜かずに残っている歯は後期高齢者で、日本より多いようです🦷
これはプロフェッショナルケアが十分にされているからです✨
まず、セルフケアですが、隣接面も掃除しないと、半分近い面積にプラークがたまったままです👾
日本ではフロスや歯間ブラシを使う習慣が拡がりません😥
面倒だ。というお気持ちは分からなくもないのですが、プラーク1mgには10億もの細菌がウヨウヨですよ🤭😱
日本人はきれい好きだといいますが、これを溜めてて平気…でしょうか?
お口の健康は身体の健康につながっています。ぜひ、今一度、ご自身のセルフケアを見直してみてください😌
パブリックヘルスケアでは、歯科健診がタダでも、実際に受ける人はごく少数。
歯周病は痛まずに進みます。
健診を受け見逃さないでください。
もっとも重要なのがプロフェッショナルケアです🦷✨
歯周病の原因となる歯肉溝のプラークは、歯ブラシではまず取れないので、歯科医院でていねいに取ってもらうこと、これが必須なんです😌
普段からフロスや歯間ブラシも使うこと、健診を受け、半年に一度は歯科医院で歯ぐきの中をきれいにしてもらうこと。
この3つを続ければ歯周病の予防はきっと成功します✌🏻
すぐにもはじめましょう✨
最後に患者さんにいただいた紫陽花を💐
じめじめで嫌な季節ではありますが、こんなにきれいな花を見れるのは雨のおかげでもありますね!